これで一気にアカぬける!明日から使える「プロっぽい写真」の撮り方講座②「今日のごはん」を美味しそうに撮れるようになろう
この記事は、2021.05.19公開の内容を最新化しております。

明日から使える「プロっぽい写真」の撮り方講座。
第二弾は力作のごはんやお誕生日のメニュー撮影にも大活躍!献立写真の撮り方です。
第一弾の初級・スイーツ編の記事はこちら

2018年よりさくらさくみらいの撮影を担当。これまで教育業界企業でのカメラマン、フリーで出張撮影カメラマンの経験あり。最近断捨離にはまってミニマリストを目指しているんだとか。



さくらさくみらいの広報担当。SNSのディレクションも担当しているが、いつも納得のいく写真が撮れなくて絶賛迷走中の初心者。さくスマの記事もたまに書いています。
目次
・色合いは?品数は?意外と難しい「献立」を撮るときのお悩み
1.撮るものがたくさんあるときは「主役」を決める!
2.色合いが寂しいなら構図を大胆にして主役を引き立て!
・「プロっぽく」献立を撮るポイント2つのまとめ
色合いは?品数は?意外と難しい「献立」を撮るときの悩みを解決!

前回に引き続きIさんに教えていただきます。今回は「献立の撮影」です。離乳食やイベントメニューなど、子育て中は撮る機会も多く、今まさに困っている方も多い課題だと思います。
定食のような複数のお皿が並ぶものの撮影は、前回のスイーツと比べると、結構難易度が上がるんですよ。


そうだったんですね…!確かに、私が撮った定食の写真やばいです…。

撮影するときの悩みとして、
・アングルが難しい!斜めから撮るとお皿で埋もれてしまい、俯瞰で撮るとメニュー一つずつが見えない…
・いくつもお皿があると、どこをメインに撮ればいいか迷う。
・メニューに色合いが足りないと、どうしても寂しい印象になる。
というのがあって…。
でも1つめのアングルについては、前回教えていただいたことで解決しそうですね!
基本は前回と同じです。
今回はさくらさくみらいの保育園で実際に使っている食器とお惣菜を用意してみましたので、これを題材に、練習してみましょう!


はい、撮れました!

1.撮るものがたくさんあるときは「主役」を決める!

前回教えていただいた「影」や「角度」を意識してみました。でもどこか「撮っているだけ」というか、あんまり美味しそうに見えないというか…。
真上からお皿全部をうつそうとすると、どんな献立か説明する写真になってしまって美味しそうとはかけ離れてしまうんですよね…


たしかに、私の写真そんなかんじになってますね…。
定食スタイルを撮影するときは主役を決めてフォーカスすることでより一層美味しそうにみえますよ。


主役を決める、かぁ…。どれを主役にしたらいいか迷っちゃいますね…。
献立の場合、ごはんと汁物はある程度内容が固定化されているので、今回はメインのおかずを主役に撮ってみるのはどうでしょうか。


なるほど。主菜のお皿を主役に撮ってみますね!主菜がよく見えるように手前に並びかえてみますね。

2.色合いが寂しいなら構図を大胆にして主役を引き立て!

主役が分かって、どんな献立かが分かりやすくなりました!ただ、今日のメニューだと少し色合いが足りなくて、どうしても少し寂しく見えてしまうというか…。
では、主菜を思い切ってアップで撮影してみてはいかがでしょうか。
お皿や料理が一部写真からはみだしちゃっても大丈夫!主菜以外のごはんや汁物等の副菜の存在があることで、主菜をより一層美味しそうに引き立てることができますよ。



おお!一気に美味しそうに、プロっぽくなりました!
思い切ってアップ…その発想はなかった!
それでも色味がさみしいなと思う場合は、色味のあるランチョンマットの上に料理を並べて撮ることで、多少色味の寂しさはカバーできますよ。試してみてください。

園の献立(定食スタイル)をプロっぽく撮る2つのポイント

第二弾はIさんに、園の献立をプロっぽく撮る方法を教えていただきました!比べてみると本当に違いますね…!


今回もとっても見違えましたね!

応用編のまとめはこちら!
・お皿がたくさんある定食スタイルは、「主役」を決めて撮る!
・色合いが寂しいときは構図を大胆にして主役を引き立て!献立がわかれば全部のお皿がきっちり写っていなくてもOK!
InstagramでIさんの他の作品もチェック!
さくらさくみらいのInstagramには、Iさんの撮った作品も多数掲載しています。どれがIさんの写真かわかりますか?