保育士さんのアイディア満載! 自然の中で見つけた秋遊び

この記事は、2021.11.10公開の内容を最新化しております。

保育園の秋遊び

都内では11月中旬から12月初旬にかけ木々の葉が色づき始める季節。
さくらさくみらい本社オフィスの近くにある日比谷公園でも、現在紅葉の見ごろ真っ只中です。
少し歩くと体はポカポカ、お散歩するにはちょうど良い気候、さくらさくみらいの各園でも保育士のアイディア満載、秋らしい遊びを行っていました!
今回は、2つの工夫を凝らしたおもしろい活動をご紹介します。

目次
公園の中で見つけた自然物の音ビンゴ
色とりどりの落ち葉アート

公園の中で見つけた自然物の音ビンゴ

ビンゴと言えば、紙に書いてある数字をそろえて遊ぶのが一般的ですが、さくらさくみらい学芸大では、一風変わったビンゴゲームが行われていました。

それは、数の代わりにカードに書いてある「ぽきぽき」「つるつる」「ざらざら」「ふわふわ」「ごつごつ」「べたべた」「がさがさ」「さらさら」と合計8個の『擬音』を公園にある自然物の中から探し見つけるというもの。

さっそく落ちている枝を見つけ「これ、ぽきぽきじゃない?」と先生に確認してもらう子。
擬音と合っていたら、シールをもらいカードに貼り付けていきます。

ビンゴカード
擬音が描かれたビンゴカード
シールを貼る男の子
音を見つけたらシールを貼ることができます
相談する子ども
これは「かさかさ」かな?お友達とどの擬音かを確認中

生えていた木を触り「(先生)来て!ごつごつの木見つけた!!」と、子どもらしい発想で次々と擬音を見つけていきます。
柔軟な思考の中、それでも一番頭を悩ませたのが「べたべた」。お友達と色々と相談し探し回り、ようやく見つけた「べたべた」。湿った地面を触って「ここべたべたじゃない!?」と。なるほど!その発想はなかったですね!

全てシールが貼られたカードを見て「またやりたいー!」ととても盛り上がった自然物ビンゴでした。

ビンゴが揃った子ども
すべての擬音を見つけれました!

【関連ブログ】
さくらさくみらい学芸大ブログ「自然物ビンゴ♪」
https://www.sakura-39.jp/hoiku/gakugeidai/blog/?ID=37535

色とりどりの落ち葉アート

一方、さくらさくみらい都立大では、公園で拾った落ち葉を使った貼り絵作りを行いました。
きっかけは、普段交流のあるニチイホーム碑文谷さんで行われる文化展への出展依頼をいただいたことでした。
コロナ禍でなかなか外に出れないおじいちゃん、おばあちゃんたちの代わりに、秋のものを集めて見せてあげたい!という子どもたちの考えから生まれました。

4班に分かれ、グループごとに色鉛筆を使い完成イメージを下書きしていきます。

子どもたちが描いた絵
左上から時計回りに、「虹」「魚」「虹と花火」「おばけかぼちゃ」
大きな紙に絵を描く子ども
下書きをもとに大きな紙に。サイズ感が難しい~

それぞれのイメージが固まったら、数日にわけて材料集め。公園に遊びに行くたびに、貼り絵に使う赤や黄色、緑、オレンジなどの様々な色の葉っぱを拾っていきます。しかし、ここで思わぬハプニングに遭遇。集めた葉っぱを乾かしていたところ…なんと、赤い葉っぱが茶色に変わっていたんです。「赤いやつを選んでたはずなのに、なんで」と驚く子どもたち。自然の葉っぱは紫外線に弱く、すぐ色が変化してしまうことを伝えると、「自然のものって変化が早いんだね~」と、子どもたちの気づきがありました。

さてさて、そんなハプニングからも学びが生まれつつ、続いては葉っぱを紙へ貼っていく作業です。

大胆に一枚の葉っぱをそのまま貼る子、はさみで切ったり、手で千切ったり大きさを整え下書きにあわせて慎重に進めていく子、同じ赤でも一枚一枚色味の違う葉っぱを重ねあわせていく子、子どもたちの個性いっぱいの作品が完成しました。

落ち葉で製作する女の子
子どもたちの感性で様々な色の葉っぱを重ねて製作が進んでいきます

【関連ブログ】
さくらさくみらい都立大ブログ「秋の自然を使って…」
https://www.sakura-39.jp/hoiku/toritsudai/blog/?ID=37552


秋の自然をふんだんに取り入れた2つの遊び。いかがでしたか?
ぜひみなさんの親子時間にも取り入れてみてくださいね!

さくらさくみらいの保育に興味を持たれた方は…

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